VRSC(V-ROD)ファミリーの歴史
大型バイクとして世界的に人気があるアメリカのハーレーダビッドソンが生産するバイクには、搭載しているエンジンによってグループがあり、そのひとつがVROTです。
VROTは、歴史あるハーレーの創業100周年に合わせて2002年に世に送り出された、ハーレー初の水冷Vツインエンジンです。
エンジンにはドイツ・ポルシェ社と共同開発で生まれた水冷60°VツインDOHC4バルブエンジン「レボリューション」を搭載し、それまでのハーレーになかった初の水冷エンジンを搭載しています。
歴史的にみれば、新しくVROTファミリーは「ナイトロッドスペシャル」と「V-RODマッスル」の2機種しかありません。
いずれもドラッグレース譲りのロー&ロングの車体デザインとなっており、加速性能はもちろん高性能なブレンボ製デュアルディスクブレーキを採用しており、制動力にも優れます。
ただ2016年に生産は中止され、現在は中古車のみが手に入れることができる手段となっています。
動画で見る!2015年モデルV-RODファミリー
VRSC(V-ROD)ファミリーの特徴
VROTファミリーは、創業100年を迎えたハーレー・ダビッドソン初の水冷60°VツインDOHC4バルブエンジンを搭載した大型バイクになります。
ハーレー・ダビッドソンと言えばほとんどのシリーズで空冷VツインOHVエンジンを搭載していたのですが、創業100年を迎えるに当たってポルシェと共同開発し、今までとは全く違った次世代を体現するモデルになっています。
今までのハーレーはエンジン右側にエアクリーナー、シート下部にフューエルタンクが搭載されていたのですが、VROTファミリーはエンジン上部にエアクリーナーボックスと冷却水のタンクが内蔵されていて、前部にラジエーターが搭載されているのが特徴です。
その後、水冷60°VツインDOHC4バルブエンジンを基に新たに生み出されたVRSCはデイトナ200マイルレースに参加したVR1000を市販用に再設計したモデルに使われたことがきっかけで現行モデルにも受け継がれていて、今でもハーレー・ダビッドソンのファンに親しまれています。
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