ハーレーのマフラー交換方法を紹介しています。
車体は2015年モデルのロードグライド。
取り付けるマフラーは、Vance&HinesのOverSized450スリップオンマフラーです。
他のマフラー交換は下記ページで紹介していますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
→ハーレーのマフラー交換!スポーツスター編
→ハーレーのフルエキゾーストマフラー交換!ダイナ編
8分で見る!ロードグライドのマフラー交換動画
日本語での詳しいマフラー交換動画が少ないため、海外のYoutube動画で紹介します。
動画内は全て英語ですが、日本語訳と日本語手順を用意しました。
一度動画を見てから、日本語訳や手順をみると分かりやすいと思います。
6分50秒から純正マフラーと新しく取り付けたVance&HinesのOverSized450スリップオンマフラー音を聞くことができます。
- 日本語訳を見る
How to Install Vance & Hines Slip-on Mufflers by J&P Cycles
「バンス&ハインズ スリップオン マフラーの装着方法」J&Pサイクル00:00
J&Pサイクルのパトリックだ。00:02
今日は、2015年型ロードグライドにスリップオンマフラーを取り付けよう。00:06
バンス&ハインズの450マフラーのセットを使おう。00:09
だが、最新モデルのツーリングバイクなら、マフラーの装着方法はとてもよく似ている。00:15
バッグを取り外して、仕事を始めよう。00:20
装着に必要な工具は、2分の1インチ(12.70mm)レンチ、16分の9インチ(14.29mm)レンチ00:25
4インチ拡張付きの8分の3インチ(9.53mm)歯止め、スタンダード2分の1インチ(12.70mm)ソケット00:30
16分の5インチ(7.94mm)深型ソケット、信頼できるトルクレンチだ。00:37
バッグを取り外すのは簡単だ。もし簡単に外せないなら、このマフラーの装着も諦めた方がいい。00:52
バッグが外せたら、いよいよ本格的にビジネス開始だ。00:55
今からマフラーを外すが、向こう側でやって見せる。鏡と同じで、やり方は右でも左でも全く同じだ。01:03
まず初めに、ここにあるクランプを緩める。01:06
緩めるためには、ここのボルトを取り外す必要がある。01:10
走行距離がまだゼロか、ゼロに近いバイクでも、マフラーを外すのが難しい事がある。01:17
強く上下に揺らしたりして、緩めていく必要があるだろう。01:21
まずはこのクランプを緩め、そっちを取り外そう。01:25
このクランプは16分の9インチ(14.29mm)。01:27
深型ソケットの使用を勧める。そこそこ厚みがあるスタンダードなネジが使われているからだ。01:33
まあ、俺のやり方なので、もちろんレンチも使える。深型を使うと速いというだけだ。01:38
緩められたのが見てもらえるだろうか?ちゃんと緩んでいる事を確認してくれ。01:44
2分の1インチ(12.70mm)に持ち替え、ここに戻ってボルト2つを外す。01:51
これで、マフラー後方がずり落ちるはずだ。01:58
ロックウォッシャーがでてきた。02:01
これらはもう使わない。バンス&ハインズの部品が、必要な分全て付属されている。02:08
元々付いていたのは、ガレージの自分のボルト入れにでも放り込んでくれ。02:14
緩めたので、ここでグロメットからブラケットを引っ張り外す。02:23
グロメットはその後も使うので、傷つかないように気をつけてくれ。02:29
取り外しだが、気をつけながら色々な方向に引っ張ってみてくれ。02:35
まだヘッドパイプに装着されているので、あまり力を入れ過ぎないように。02:38
他の場所が緩んでしまわないように気をつけながら、右手を少しひねってグラグラさせながら取り外す。02:50
さあ、取り外せた。02:53
外したストックマフラーがこれだ。続いて反対側も同じやり方で外し、新しいマフラーを装着しよう。02:59
450にはこんなブラケットが2つ付いてくる。それぞれが決まった場所に取り付けられる。03:07
グロメットには、カーブした場所には内側のカーブした場所がはまる。03:11
ストックグロメットにはこの部品をスライドする。はめにくいかもしれないががんばってくれ。03:21
きつくはまるのはいい事だ。どうしてもはまらなければ、新しいグロメットが必要だという事だ。03:33
うまく入ったら、この辺の穴が一列になるようにする。03:40
ではマフラーを取り付けよう。マフラーには左右がある。03:43
その見極め方は、ここにあるショックのための刻み目だ。03:49
マフラーはこんな感じで取り付ける。ショックのための刻み目が少し入れられている。03:54
このマフラーについては、内側に出っ張りがある。03:57
正しく取り付けたら、バンス&ハインズのロゴが外側に来る。04:01
正しい側を取り付けよう。04:06
添付のクランプを、マフラーに取り付ける。04:10
マフラーがバイクに装着された時、クランプは端に、クランプのボルトが内側に、04:17
下向きなのでアクセスできる。少し隠れているが触れることができる。04:20
一杯いっぱいまで緩めて取り付けるが、はまり方はかなりきつい。04:27
何か器具で叩いてでもはめてくれ。今回のは手でもはめられそうだ。04:34
クランプがついた。これをヘッドパイプの上に滑らせて取り付ける。04:40
これも少し手間がかかるかもしれない。04:48
奥まで入っているかを確認してくれ。それ以上は入らなくなるので、奥まで入ったか分かる。04:53
ブラケットを回して、裏側が黒いブラケットの穴と一直線になるように持って来る。05:02
全体を支えるのが、2箇所のネジはめ口がある小さなドッグボーンだ。05:08
こちらを向くようにして、内側のここに差し込む。05:13
添付のボルトをブラケットの裏側の穴に入れれば、これが全体を固定してくれる。05:24
表側のボルトの方が簡単だ。今いる場所からよく見えるからな。05:30
表側のボルトを入れ始めれば、裏側もさらに一直線にしやすいだろう。05:40
全部を指でよく締めよう。05:43
マフラーを2つとも取り付け、指で可能な限り締めた。05:46
ここからは、マフラーが後ろに両側ともバランス良く取り付けられているか05:52
上から見て、押し入れたり出したりしてバランスを調整してくれ。05:58
これでパイプが両側に取り付けられたので、全部のネジをきっちり締めていこう。06:02
クランプには40ポンド、ブラケットには18ポンドだ。06:06
急いでエンジンをかける前に、必ずパイプから指紋を拭き取ってほしい。06:14
指紋が焼き付けられてしまうからだ。06:17
トラック競技と言うよりはマラソンのような地道な作業だが、最後に必ず勝つためだ。06:45
ストックマフラーを付けてバイク音を録音してみた。06:49
このバッドボーイな音を聴いてくれ。06:53
(画面上の文字)
ストック排気音07:02
(画面上の文字)
バンス&ハインズ スリップオン排気音07:14
ストリートで滑走中、シートからこの響きを感じられるだろう。07:17
もちろん音もよく聴こえる。07:19
マフラーについてよく聞かれるのが、バイクにマフラーを付けたら07:22
フューエルコントローラーも必要かという点だ。07:25
絶対に必要では無いが、ガソリンを増やさずにモーターへの空気フローを増やしているので07:31
バイクに負荷をかけているのは確かだ。07:34
バイクに負荷がかかっているし、普段よりも熱を発する傾向はある。07:37
だから、フューエルコントローラーの装着をお勧めするし07:40
バンス&ハインズのフューエルパックFP3は、このマフラー用に作られているし07:44
装着も簡単だ。07:46
まとめると、絶対に必要な訳では無いが、取り付けるのをお勧めする。07:50
何か質問があれば、800ナンバー(米国内のみ可能)に電話するか07:54
オンラインでチャットもできる。動画セクションでコメントを残してくれてもいい。07:58
バイクに手をかけてくれ。08:00
(画面上の文字)
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マフラー交換の手順
取り外し手順
- サイドバッグを取り外す
- 9/16インチの深型ソケットで、クランプのボルトを緩める
- 1/2インチのソケットで、マフラー上のボルト2本を外す
- グロメットからブラケットを引っ張り外す
- 右手を少しひねって、グラグラさせながらマフラー取り外す
- 反対側のマフラーも同じ手順で外す
取り付け手順
- グロメットに新しいブラケットを取り付ける
- マフラーを取り付ける(左右があるので、バンス&ハインズのロゴが外側になるように設置)
- クランプをマフラーに取り付ける(固い場合はハンマーなどで軽く叩いてはめる)
- マフラーをヘッドパイプに取り付ける
- ブラケットを回して、裏側が黒いブラケットの穴と一直線にする
- ドッグボーンを取り付けて、ボルトを指で締める
- 反対側のマフラーも取り付ける
- 左右のマフラーの位置を調整する
- 位置が決まったらすべてのネジをしっかり締める(クランプ約18kg、ブラケット約18kg)
- マフラーの指紋をふき取る
マフラー交換で使用している工具
- 1/2インチレンチ
- 9/16インチレンチ
- 3/8 ラチェット・エクステンションバー
- 1/2インチソケット
- 9/16インチディープソケット
- トルクレンチ
1/2インチ レンチ
9/16インチ レンチ
3/8インチ ラチェット
3/8インチ ラチェット エクステンションバー
1/2インチ ソケット
9/16インチ ソケット
3/8インチ トルクレンチ
ハーレーのマフラー交換で使う基本の工具と、マフラー交換時の注意点を紹介しています。マフラー交換の手順や動画は、下記ページで紹介していますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。→ハーレーのマフラー交換!スポーツスター編→ハ[…]