潮来の伊太郎♪ちょっと見なれば~♪
このフレーズで始まる唄は有名。
耳にしたことのある方も多いのでは?
潮来。
これで『いたこ』と読むんだもんなー。
ほんと不思議な読みの地名って多いね。
で、週末の日曜日。
19台20名のハーレー軍団はこの潮来へと向かったわけだ。
大黒PAを出てすぐ、別のルートへと進んでしまったメンバーが約半数いたが、途中のパーキングにて再び無事合流。
空模様はどんよりと曇り。
大粒の雨は降らないものの靄がヘルメットのシールドに水滴をまぶす。
ジーンズも心なしか水分を含み、しかも寒いときたら着るしかないっしょ。
合羽。
何か久し振りに着た気がする。
カッパにも色々あるんじゃのう、と周りを見渡して一人ごちる輩であった。
今回のツーリングでは何故か無線の調子が悪く誰の会話も聞こえぬ。
原因不明。
潮来ICを降りてすぐ目的地。
時刻は11時だ。
愛馬を並べて停めていると『嫁入り舟』が来るから急げ!みたいな話し。
なんじゃ?嫁入り舟って。
あやめまつり最終日を迎えた26日だったが、このまつり中に開催されるイベントのようだ。
茨城県潮来市の水郷潮来観光ガイドによればこうある。
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■解説
土地改良事業をはじめとする開発事業が行われる昭和30年前半までは、この地方は水路によって形成された生活形態であったことから、嫁入りする際の花嫁や嫁入り道具等を運搬するときにもサッパ舟が使われており、これが「嫁入舟」のはじまりだとされています。
この「嫁入舟」が全国的に知られるようになったのは、昭和31年10月に松竹映画「花嫁募集中」とタイアップし“ミス花嫁”を募集したことがきっかけとなり、花村菊江さんの「潮来花嫁さん」の大ヒットによりさらに全国的に知られるようになりました。
しかし、生活形態や交通手段(水運から陸運)が変化してしまってからは、河川や水路(江間)も姿を消してしまい、サッパ舟を使った 嫁入舟 を見ることが出来なくなってしまいました。
このような中、昭和60年に行われた「つくば国際科学技術博覧会(潮来の日)」の際に、イベントとして「嫁入舟」を復活させたのがきっかけとなり、現在のあやめまつり大会においてもイベントとして行われようになり、今では水郷潮来を代表する行事となりました。
備考:
嫁入り舟は前川あやめ園内のろ舟乗り場から運航します。
まず、「潮来花嫁さん」の記念碑前に到着後船頭・仲人と共に花嫁は園路を歩き、舟は出航となります。
花婿が船着場に待っていることもあり祝福ムードいっぱいになります。
引用元:水郷潮来観光ガイド
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輩も見ることができましたよo(^ω^)o花嫁さん。
輩、初めてあやめという花を見たが、綺麗やね。
そういえばこんな句があることをふと思い出した。
何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)
「あやめ」も「かきつばた」も同科の花でどちらも綺麗で優れており区別しにくいところから、選択に迷うこと。
これがそのあやめかー!
ほほぅ!と感慨に耽るものの腹のムシはそんなことにはお構いなし。
そう腹減った。
で、ウナギが有名とのことなので近くの鰻屋にてがっついた。
ごちそーさま(^ω^)
帰路1台のハーレーにトラブル発生。
小1時間で復活。
おそらくエンストした際にキャブからエアクリ側にガソリンが飛び、もともと目詰まりをおこしかけていたエアクリに、大量に付着することで空気が取り込めなくなったものと思われる。
復旧して良かった。
それにしても、これだけハーレー乗りが集まると、叡智の集結というか何と言うかすごいね。
症状からあらゆる可能性を皆で検証していく。
輩も勉強になりましたよ。
最後は大井のパーキングに集まりここで流れ解散となった。
参加した皆さん、お疲れさまでした。またよろしくお願いしますo(^ω^)o
では