輩です。
雨天決行という一泊ツーリング。
マジ晴れてくれよと祈り続ける輩に、神は応えた。
7月9日10日。
関東の梅雨明け宣言!
素晴らしすぎる(;∀;)ノ
てる坊頑張った!あ、てる坊ってのは輩の持ってる照る照る坊主ね。
フロントフェンダーレスのスプリンガーを駆る輩にとって、他のメンバーよりも雨は天敵なのである。
中井PAに続々と集結したハーレーの総数は約30台ほどだったか。
この数でのツーリングは珍しくないが、この数での宿泊ツーリングというとなかなかあるものではない。
さてどうなることやら。
マスツーリングに必須なのは通信しながらのツーリング。
信号で分断した隊列との交信、立ち寄りたい場所の情報交換、気付いた景色の仲間との情報共有。
が、今回の輩にはそれができない(;ω;)
なんで無線壊れるかなー…
東名高速は順調に流れている。
空に浮かぶ雲は夏のそれだ。
鐵馬の軍団はまるで、本格的な夏に向けて駆け行く一陣の風。
ふと前を行くエイプ黒ヘリさんとローグラ黒さんを見れば、無線で言葉を交わしているのであろう、うんうんと頷きながら何やら楽しそうだ。
皆の声が聞こえない輩も、うんうんと一緒になって頷いてみた。
当たり前だが何がうんうんなのだかわからぬままに…うんうん。
いくつかのSAで休憩と昼食。
一般道に降りて向かうは、宿泊先にほど近い川に架かる吊り橋。
夢の吊橋。
画像がそれだ。
●静岡・寸又狭「夢の吊橋」
〒428-0411 静岡県榛原郡川根本町千頭(寸又峡)地先
ぬおおおおい!すげー!
長さも高さも結構あるんじゃないの?
一度に乗れる人数は10人までとある。
向かいからくる一団が途切れるのを待ち、いざ先人を切るはロードキャプテンの黒ヘリさんだ。
出だしそうそうダッシュしようとしてズルっと隙間に足が落ちる。
ぬはあああ(°□°;)
さて輩も足を踏み出した。
揺れる!上下の揺れは良いのだが、左右の揺れは結構こええ!
というかここ手荷物持たない方がいいよ。
貸し出し杖も。
輩は扇子片手に渡ったのだが、手すりを掴む時に落としそうになったさ。
手すりは使わないという心の中の桃原の誓いは最初の5歩で崩れ去っていたものだから。
で、この夢の吊橋を往復。
また渡ってみたいかな。
ここに至るまでの道程にも潮郷の吊り橋があった。
そこもいつかは渡ってみたいものだ。
そう言えばかつて四国の吊り橋を雨の日に渡ったことがある。
その時は後ろから来た見知らぬ婆さんに掴まれ、危うくバランスを崩しかけたっけ…
それにしてもあぢー!
夏だから仕方ないが、この湿気なんとかならんか。
宿泊先に辿り着いたのは16時頃だったか?
荷物を部屋においたら早速温泉に。
そう、ここ寸又峡は何気に温泉地なのだな。
美人の湯?とか言うらしい。
汗を流しすっきり。
もう晩飯は待ち切れぬとばかりに乾杯。
輩はビールそれ程飲めぬのだが、あの最初の一杯は何であんなに美味いのかね?
いつからだ?
苦味が美味いと感じるようになったのは。
で、いよいよ晩飯。宴会場の貸切はさすがに壮観の一言。
なかなか盛り上がった宴会は、宴会場から各部屋へと場所を変え、その夜1時くらいまで続いたのである。
輩はその頃には半分寝てたが(笑)
同じ出身校であることが偶然判明したメンバー達がいたり、輩の持ってきた不思議グッズが波紋を呼び、何故かそれが大人な会話へと発展したり、矢沢永吉の物真似をするものの歌詞を忘れて皆にお前は矢沢じゃなく小沢だ、とか最後にはよくわからん名前で呼ばれてたりと、そりゃー書き切れぬほどすごい盛り上がりようだったわけだ。
翌朝目覚めたのは5時半だった。
そーだそう言えばマイスプリンガー泥だらけだったとふと思い出す。
フェンダーレスはね、晴れてても路面が濡れてると終わるのよ。
トンネルの中がさ、あんなに延々と濡れてるとか思わないじゃない。
タイヤによってすくい上げられた水は、そのままマイスプリンガーと輩に襲いかかった。
アーメン。
そんな昨日を思い出しながら、鐵馬達が並ぶ駐車場に降り立てば、Iさんも磨きに降りてきていた。
おあよーっす!
ウェスありがとう御座いました!助かりました!
夜露に濡れたバイクカバーを引っ剥がし、語りながら拭き上げるIさんと輩である。
温泉に来たなら朝風呂は必須。
6時に風呂場を目指し、堪能する湯が心地良い。
朝飯をぱぱっと食して部屋に戻れば布団はすっかり回収されていた。
真っ先に準備を終えた黒ヘリさんが突如叫ぶ。
『しまった!靴下履いてねえ!』しっかりと口を閉じたバッグをもう一度あけ、底の方に収納されてるらしきアイテム、靴下を探しだそうとしていた。
会計を済ませて表に出れば、容赦なく降り注ぐ日差し。
あぢー!そんな時ローライダーTさんがマル秘アイテムを取り出した。
服の上からスプレーするだけで涼しいスプレー。
これいいすね!輩も探してみます。
昨日独りで頷いていた寂しさを思い出した輩、無線を工場出荷リセットして再設定。の努力もむなしかったのであったが…
静岡ICを目指す一行。市街に入り給油をしたタイミングで所用のあった輩、隊列を離脱し単独ツーリングでの帰路に就いた。
いやはや何とも充実した2日間だったよ。晴れたことがマジ嬉しかったし!
ご参加の皆様、お疲れさまでしたーo(^ω^)o
ではでは