私は突然病気になり、緊急手術&2日間かけての輸血で一命をとりとめることができました。
この日をきっかけに、人生や生きることについてとても深く考えさせられました。
会ったこともない話したこともない善意で献血をしてくださっている方に感謝の気持ちでいっぱいです。
この記事を読んでいて、献血してくださっている方、本当に本当にありがとうございます!
病気になって唯一の良かったことは、今まで健康に過ごしてきた時には気が付くことができなかった、病気やケガや事故で血液を必要としている人がたくさんいることを知れたことです。
突然の緊急手術&輸血そして入院
先日、私は救急車で運ばれました。
そして、体の中で血液が大量に出血していたため、緊急手術が必要になってしまいました。
そのときに、出血性ショック状態になっていたため、輸血が必要との事でした。
とにかく出血を止めないと命に関わるため、病院に到着後に診断をしてからは、あっという間に手術室へ。(病院に到着するのが1時間遅かったら出血多量で助からなかった可能性が高い状態とのことです。)
手術は3時間くらいで無事に終わって、一安心でした。
その後、2日間に渡って輸血をして、手術の傷跡以外の部分はすっかり元気になってました。
人生いつどこで何が起きるか分からない
私は、数時間、数分前まで普通に生活していたのに、ある日突然、病気や怪我によって生死をさまようことがあるんだなっということを痛感しました。
病院の先生いわく、運が良かったと。
救急車で運ばれたことで早く病院に行けたこと、受け入れ先の病院がすぐに見つかったこと、搬送先の病院に専門の医師がいたこと、手術室が空いていたこと。
出血がひどく緊急事態だったので、すべてのタイミングが揃っていなかったら、命が危なかったと。
「人は人に支えられて生きているんだなっ。」と強く感じました。
さらに、見えない部分で間接的にお世話になっているのがどのたかが献血してくれたことによって輸血してもらえた血液です。
この事が無かったら、私自信、献血や血液のことを深く学ぶ機会はなかったなと。
献血で集まった血液は冷凍保存が出来ないんだって!
私も過去に5回くらい献血をしたことがあるのですが、困っている誰かが助かるならっと思うくらいで、特に深く考えていませんでした。
また、街中で献血のキャンペーンをしているのを見ると、「何でいつも献血をしているのだろう?そんなに血液が必要な病気が怪我があるのかな?」っと思っていました。
何故かといいますと、私は献血した血液は冷凍していつまでも使用できると思っていたからです。
しかし、実際は違いました。
血液は種類や成分によるのですが、採血してから短いものですと24時間、長くても1年くらいしか保存できないみたいです。
だから、慢性的に血液不足で献血のお願いをしているのに、その意味が分かっていなかったのです。
人生で一度でも輸血をしたら献血は出来ないんだって!
次に驚いたのが、輸血を受けた人はその後献血をしたり、ドナーになることが出来ないのです。
私は骨髄バンクに登録していますし、今まで献血もしていて、それが普通だし当然だと思っていたのですが、これはあくまでも健康な人だから出来ることだということに気が付きました。
元気になったら恩返しに献血をしたかったらしいのですが、輸血をしてしまったので献血ができないということを知り、とても残念でした。
その後、輸血をしたため骨髄バンクも退会することになってしまいました・・・。
長くなってしまいましたが、私が経験し学んだことをブログに投稿することで、少しでも献血に興味を持っていただいて、ご協力していただけたら、少しは世の中のお役に立てるのではないかと思いまして、この記事を書かせていただきました。
私個人としても、微力なのですが、献血など自分が出来ることを少しずつ行っていこうと思っています。
輸血やドナー登録にご興味がある方は、ぜひ下記のサイトよりご確認をお願いいたします。
あなたのちょっとした優しさや善意が、たくさんの方の命を救えます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
日本赤十字社
献血をされたい方は、日本赤十字社公式サイトでお近くの献血ルームや献血バスを検索できます!
病気やけがなどで輸血を必要としている患者さんの尊い生命を救うためにぜひご協力をお願いいたします。
骨髄バンク
一人でも多くの患者さんを救うために、骨髄移植と骨髄バンク事業について知っていただけると嬉しいです。
ドナー登録以外に、骨髄バンクへの支援や募金なども行うことができます!
骨髄バンクへの登録は簡単でしたまいど!ご無沙汰しております!輩すよ!(´∀`)ノ自分の目で景色を見ることができ、自分の口で話し好きなものを食べ、自分の足でギアを切り替え、歩き、走り、自分の手でアクセルを回し、握り、自分の身体で風を感[…]